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今まであまり読んだことなかったんですけど、友人K子に勧められたのがきっかけで、重松清の本を読んでみたら、すっかりハマってしまった今日このごろです(笑)。


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『エイジ』/重松清著


主人公は東京郊外のニュータウンに住む中学生2年生、エイジ。
膝の故障のため、大好きなバスケットボールができなくなってしまい、他に熱中できることも見つけられないで、なんとなく無気力な状態が続いています。

町では連続通り魔事件が起こっていて、エイジの通う中学校でもその話題でもちきり。
被害者はすべて女性で、マウンテンバイクに乗った犯人が、追い抜き様に警棒のようなもので殴るという卑劣な犯行。
犯行はだんだんエスカレートして、ついには被害にあった妊婦が流産してしまうという事態に発展してしまいます。

この事件はテレビや新聞などでも大きく取り上げられます。
でも、それを見ているエイジはなんだかリアリティを感じられません。
「なんか、ウソくせえんだよなあ・・・」
って、思ってしまうんです。

ところが、犯人が捕まってみると、それはエイジの同級生。クラスメイトであり、エイジの目の前に座っていたタカちゃんでした。

その日から、エイジは自分がおかしくなっていくのを感じはじめます。
タカちゃんがなぜそんな犯行を重ねたのか、タカちゃんの目線で考えようとして、精神的なバランスがとれなくなっていくのです。

ーーぼくもいつか、タカちゃんのように「キレて」しまうんだろうか?ーー

登場する中学生たちのキャラクターや会話がリアルにイキイキと描かれていて、あっという間にストーリーに引き込まれてしまいました。


確かに、私も中学生のとき、こんなふうなもどかしさを抱えてた。
そんなことを思い出して、懐かしい気持ちにもなりました。

中学生って、すごく生きづらいんですよね。
大人になりきれず、子どもで居続けることもできないから。
周りの大人たちだって、「もう中学生」って言ったり、「まだ中学生」って言ったり、その時々で使い分けてますよね。
だから、どうしたらいいのかよくわからなくなっちゃったりして・・・。
私もエイジと同じような苛立ちを抱えてた覚えがあります。

中学生のときこの本に出会ってたら、もっと違う感じ方をしたかもしれませんね。
といっても、そのころはこの本は出版されてなかったけど(笑)。
読んだ後、とってもすがすがしい気持ちになりました(^ー^)
いい本だと思います☆


重松清といえば、『疾走』が映画化されてましたね。
実は私、SABU監督の大ファンなんです。
でも、重松清の『疾走』を読んでみたらあまりに壮絶で、映像で見たらキツいかなあ、と思って躊躇しちゃってます・・・。
でも、大好きな寺島進も出てることだし、やっぱり見たいかなあ。
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映画見た方いらっしゃったら、どんな感じか教えて頂けると嬉しいです☆
参考にさせていただきます(^ー^)


映画『疾走』オフィシャルサイト→→
http://www.shissou.com/index_pc.html
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