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以前ちょろっと「見ようかなあ・・・」と言ってましたが、ようやく劇場で見てきました(^ー^)
20日までの上映だったようですね、駆け込みセーフ(笑)。

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脚本・監督:SABU
原作:重松清『疾走(上・下)』(角川文庫版)
出演:手越祐也、韓英恵、中谷美紀、豊川悦治、寺島進ほか
オフィシャルサイト:http://www.shissou.com/index_pc.html

“沖”と“浜”という2つの地域が存在する、ある干拓地。“沖”に住む者は、“浜”に住む者をどこか軽蔑しているところがある。“浜”に住む者は“沖”の者に差別されていると感じている。“沖”と“浜”の人間同士には、見えない壁のようなものがあったが、“浜”に住む少年シュウジ(手越祐也)は、“沖”に住む孤独な少女エリ(韓英恵)に淡い恋心を抱く。やがて、シュウジの成績優秀な兄シュウイチは、カンニングを密告されてから精神を病み、“沖”の家へ放火を始めた。それがきっかけとなり、シュウジの家庭は崩壊し、運命の歯車が狂っていく・・・。

ん~。
ひと言ですますなら、「SABU監督、どうしちゃった?」ってとこでしょうか・・・。

『弾丸ランナー』で監督デビューしてから、『ポストマン・ブルース』『アンラッキー・モンキー』と、走りっぱなしの映画を得意にしてたSABU監督。
だからこそ重松清の『疾走』を読んで感じるものがあったのでしょうが、映画の中で“疾走感”を感じられるのは、鬼ケンの軽トラに載せてもらって沖を走っているシーンだけでした。

一番の問題は役者です。
脚本自体はそこまで悪くなかったとは思うんですが、子役がみんな棒読みなのにはげんなりさせられました(-x-;)

原作の方を読んだ方はよくわかると思いますが、ストーリーの時間軸というのがシュウジがまだ小さな子どもだったころから、中学生くらいまでなんですよね。
当然ながら、子役の登場シーンがとても多くなります。


鬼ケンが軽トラを走らせながら口走っていた「アホどもが!」というセリフを真似て、シュウジが自転車を走らせながらひたすら「アホどもが! アホどもが!」と叫ぶシーンがあるんですが、子役の子が棒読みの上に舌足らずで、なんて言ってるのか全然聞き取れず、しばらく考えてようやくわかったんですよね。

原作ではけっこう大事なエピソードだったんですけど、役者がダメなせいでシーンとして機能しなくなっちゃったところがたくさんありすぎて、非常にもったいないことになっていました・・・・゚・(ノД`;)・゚・

棒読みされると感情移入できないですよ・・・。
下手なのがひとりくらいいても、他の人がカバーできれば問題ないですが、子役のほぼ全員が棒読みって状態ではどうにもなんないですよね。
見ててツラかったです。

ただ、役者の雰囲気は、それぞれ役柄にぴったりだったんです。
SABU監督は、シュウジ役にどうしても手越祐也くんを使いたいと熱望したと聞きます。
演技は微妙すぎでしたが、たしかにイメージはぴったり。
棒読みじゃなければ、もっと良い映画になったのかもなあ、と思うと残念です。
豊川悦治、寺島進、中谷美紀、大杉蓮など、大人役はみんな素晴らしかったんですけどね。
特に、トヨエツの神父役はなんだかものすごいハマってました。


今回は原作ものということで、いつもと勝手がちがったんでしょうか・・・。
次回はSABU監督らしいスピード感のある作品で復活してもらいたいと、心の底から願ってます。

オフィシャルサイトに重松清とSABUの対談が掲載されてます。
熱意はあったけど、空回りしちゃったってことなんですかね~。
http://www.shissou.com/interview/taidan01.html


ところで、ここのところ辛口評価が続いちゃってますね・・・(^ー^;)
明日は何か楽しい話題があるといいなあ。
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