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とんでもないファミリー映画が誕生した! と騒がれてましたよね。
映画館で観ようと思ってたけど、うっかり見逃してしまった作品。
ダンカンの初監督作品で、モスクワ国際映画祭に正式出品された作品でもあります。


tomurai_001.jpg

『七人の弔』
監督・脚本:ダンカン
出演:出演 :ダンカン、渡辺いっけい、高橋ひとみ、いしのようこ、山崎一、温水洋一、保積ペペほか
公式HP:http://www.office-kitano.co.jp/7tomurai/



とある山奥のキャンプ場に、7組の親子がやってくる。
しかし実は、これは子どもたちの臓器を売買するために、キャンプに見せかけて健康チェックをするための集まりだった。

もちろん、子どもたちは何も知らない。
日常的に虐待を受けてきた子どもたちは、突然自分を気遣うようになった親に戸惑っていた・・・。


自分の子どもを大金に変えようと躍起になる親たちと、その様子をいぶかしがる子どもたちがユーモアたっぷりに描かれたブラックコメディ。
ところどころ挿入される回想シーンでは、日常的な虐待の様子がリアルに描かれていて、色々考えさせられます。

子どもを愛せない親って、本当にいるんですよね。それが現実だし、虐待で子どもを死なせてしまった親がニュースで取りざたされることも多いですし。
それでも、子どもたちは「自分が悪いことをしたからこういうことをされるのであって、本当は愛してくれてるんだ」って信じようとしてる。信じてるというよりも、祈ってるのに近い気持ちなのかもしれないけれど。

この映画に登場する親たちは、そんな子どもたちの気持ちを見事に裏切って、ただ「お金が欲しいから」子どもを手放すことにします。
臓器売買の組織に引き渡すということは最初から知っているわけで、それってつまり「この子は近々死んでしまうのだ」ってことを知っているわけなんですけど、それに関しての罪悪感はほとんどありません。
それを知った子どもたちが選んだ道に、この映画のメッセージが込められていると思います。


このキャンプの案内人を務める垣内を演じているのは脚本・監督もつとめるダンカンですが、演技もなかなかのもので、子役の演技をうまく引き立てていたように感じました。


重いテーマだけど、観終わった後、妙に爽快な気持ちになる。
そんな不思議な映画でした(^ー^)
けっこう好きです。
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