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時間に余裕あったので、もう一本映画レビュー。
いままでのサボりをちょっと取り返すつもりで(笑)。

『間宮兄弟』も観てきました。

ドランクドラゴンの塚地武雅が弟役。
佐々木蔵之助が兄役。
ぜんぜん似てないふたりが兄弟役って、いったいどうなるのか・・・?
と思いつつ。

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『間宮兄弟』
監督・脚本:森田芳光
出演:佐々木蔵之助、塚地武雅、常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子ほか
原作:江國香織
公式HP:http://mamiya-kyoudai.com/


江國香織の同名小説の映画化。
東京の下町のとあるマンションで一緒に暮らす、30代なかよし兄弟の物語。


兄・明信はビール会社の商品開発研究員。
弟・徹信は、小学校の校務員。

とっても仲のよいふたりには、共通の「大好きなもの」と「楽しみ方」があるんです。

ベイスターズの試合をテレビ観戦するときは、ふたりでベイスターズの野球帽をかぶり、スコアを記入。
チームが勝ったときは、紙ふぶきを散らして大喜び。
ビデオ鑑賞するときは、明信はビール、徹信はコーヒー牛乳(ビンのやつ)と山盛りのポップコーンを必ず用意。

休日の午後は一緒に昼寝。
散歩やクロスワードパズルや紙飛行機など、子供のころとまったく同じように一緒に遊んで、何の不自由もなく暮らしている。


ただし、お互い恋人はいないんだけど。


そんなある日、徹信が「カレーパーティーをやろう」と言い出します。
行きつけのレンタルビデオ屋さんの店員・直美ちゃんと、徹信の勤める小学校の依子先生にも声をかけて。


・・・というようなところから、物語が始まります。


人でごったがえす商店街で「ぐりこ」しながら駆け回ったり(片方が勝ちすぎて姿が見えなくなってしまうと、ケータイでじゃんけん続行)、落ち込んだら飛行場に飛行機を見に行ったり、仲がよすぎて周りから見ればちょっとキモイふたり(笑)。

でも、とってもいい人なんです。
恋愛対象にはならないんだけどね・・・。



この映画、とくにストーリーのようなものはありません。
間宮兄弟の日常を切り取ってみた、という感じ。
兄弟の愛すべきキャラクターが微笑ましく描かれていて、とっても癒されます。

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あと、女の子がかわいいです。
最近の若手女性タレントって全然チェックしてなくて、沢尻エリカとかも知らなかったんですけど(ごめんなさい!)、とっても魅力的でした。
間宮兄弟の地味さ加減に、女性陣がいい感じに華を添えていて良かったですよ☆


全体的に、ゆる~い感じの映画なので、ストーリー展開や人間ドラマを求める人には向かないかも。
『かもめ食堂』みたいな映画が好き、って人は気に入りそう。
空気感を楽しみたい映画です。
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みなさま、すっかりご無沙汰です。
1月以上更新サボってしまいました・・・(-X-;)


さて、気を取り直して、久々に映画見てきたのでレビューです。


柳楽優弥くんがカンヌで最優秀男優賞を受賞した映画『誰も知らない』の大ヒットで、一躍時の人となった是枝監督。
最新作『花よりもなほ』では、時代劇に初挑戦。
それにしても、よくまあこんなに豪華な顔ぶれが揃ったものです。

時代劇なのに、若い女の子のお客さんが多かったのは、主演の岡田准一くんのおかげでしょうか・・・?

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『花よりもなほ』
監督・脚本:是枝裕和
出演:岡田准一、宮沢りえ、古田新太、國村隼、中村嘉葎雄、浅野忠信、原田芳雄ほか
公式HP:http://www.kore-eda.com/hana/


剣の腕がからきしダメな侍の仇討ちをコミカルに描いた作品。
是枝監督のオリジナル脚本です。


時は元禄15年。仇討ちに藩が賞金を出していた時代。
父の仇討ちのために松本から江戸に上京してきた若い武士、青木宗左衛門が主人公。
広い江戸で父の仇を探し続け、時間ばかりが過ぎていく。


剣術師範だった父の名誉回復のため、一刻も早く使命を果たしたい、と焦りを見せる宗左衛門。
ところが、宗左衛門の剣の腕はまったくいけてない。
仇討ちにいって返り討ちにあうのが関の山。
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そんな事実に気づいた長屋仲間は、宗左衛門が生き延びられる道として、「仇討ちしない人生もある」ということを教えようとするのだった。


同じ長屋にすむ美しい未亡人、おさえさんにほのかな恋心を抱いた宗左衛門は、「死なずに生きる道=仇討ちしない」という選択肢に魅力を感じはじめる。
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一方で、経済的に困窮を極めていることもあり、「仇討ちがうまくいった場合の報酬の100両」をなんとか手に入れたい、と考えるのだが・・・。


はたして宗左衛門は仇討ちするのかしないのか!?


というストーリー。




今まで映画やドラマで見てきたような”時代劇”って、「面白さを演出するためのウソ」がある程度あちこちに見え隠れしていました。
ところが、この映画はわりときっちりと時代背景を追っています。

元禄15年といえば、生類憐みの令で有名なかの将軍、徳川綱吉の時代。
赤穂浪人たちの吉良邸討ち入りがあったのも、この年です。
そんなバックグラウンドの流れをくんで、岡田准一くん演じる侍・青木宗左衛門の仇討ちと、赤穂浪人たちの仇討ちを同時進行させる、という構成になってるんですね。

なので、「日本史ぜんぜんわかりませーん」という人が見ると、面白さは半減するかも。
これから見に行く人は、「綱吉」「赤穂浪人」「生類憐みの令」などのキーワードだけでも勉強してから行くのがオススメです。


これまでの是枝作品はドキュメンタリータッチなものが多く(『誰も知らない』を見た方はおわかりでしょう)、撮影方法も「シーンごとに特定の設定をつくることで役者からアドリブ演技やセリフを引き出して記録していく」という方法をとっていました。

が、今回は「時代劇」という枠があったためか、わりときちんと脚本段階からつくりこまれていたようで、ドキュメンタリータッチというか、空気感というか、そういうものは感じられなかったです。
いままでの作品とはまったく違う雰囲気でした。


長屋などのセットはよくできてます。衣装もいい感じ。
私的には映画の最大の魅力は、主演の岡田准一くんかな(笑)。
「ひたむきさが感じられる瞳」っていうのが、「仇討ち」というテーマにぴったりリンクしてました(^-^)


次回の是枝作品に期待することにして、今回は評価保留ということで。


最後に、印象に残ったセリフを。
「桜が潔いのは、来年もまた咲くことを知っているからなんだよ」。

どんな死に方をするか、が大事とされていた侍の時代に「どう生きるか」悩む。
それって結構難しいけど、こんな風に言っちゃえるなんて、ステキなことなんじゃないかな、って気がしました。

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