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監督は『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス。
この情報をキャッチしたとき、瞬時に「絶対観なきゃ!」と思いました。
それくらい最高だったんですよ、『シティ・オブ・ゴッド』。
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というわけで、ずっと前にチケットは購入済。
そのくせ、忙しさにかまけてなかなか観られず(^_^;)
ようやく観てきました!
東京ではもうレイトショーでしか観れないみたいです・・・。

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『ナイロビの蜂』
監督:フェルナンド・メイレレス
原作:ジョン・ル・カレ
出演:レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズほか
公式URL:http://www.nairobi.jp/


英国外務省一等書記官のジャスティンが、ナイロビ空港からロキへ旅立つ妻テッサを見送るところから話が始まります。

2日後に戻る予定だったテッサ。
しかし、彼女はロキから車で出かけたトゥルカナ湖のそばで、死体になって発見されたーー。


テッサは黒人医師のアーノルドと一緒に、スラムの医療施設を改善する救援活動を行っていた。
そして、今回の旅もその一環だったはず。
ところが、同行したはずのアーノルドは行方不明のまま。
警察は“よくある殺人事件”として処理しようとする。
テッサとアーノルドは不倫関係にあった。
そして、旅先で強盗にあって殺された、と・・・。


遺品を整理していたジャスティンは、生前のテッサの言動を思い起こし、
「自分の知らない何事かにテッサは巻き込まれ、命を落とすことになったのでは」
と考えはじめ、テッサの死の真相を独自に調べる決意をするのだった・・・。


というストーリー。

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ジャスティンが亡き妻の面影に浸るセンチメンタルな回想シーンと、妻の死の真相を探るサスペンスの部分とが交互に映し出されるかたちで描かれていきます。

色鮮やかな民族衣装、土煙舞う砂漠と空、広大な地平線に沈む夕日。
手持ちカメラを駆使し、ケニアの過酷な現状を描きつつも、詩的な美しさを漂わせる映像に引き込まれました。


せつないストーリーの中にも、アフリカで暮らす人々の力強さが感じられる。
そのあたりに『シティ・オブ・ゴッド』で私が魅了された、フェルナンド・メイレレス監督らしさが出ていたと思います。


最後に。
テレビCMで、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんが
「奇跡を感じてください」
なんて言っていますが、そんな次元のストーリーじゃないです。


“愛の奇跡”と表現するのは、あまりにも気安すぎます。
ラストシーンでのジャスティンの決断は、本当に切なくて・・・。
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そこには、妻への愛だけではなく、妻が命がけで実現しようとしていた正義を受け継ぐという使命感があります。


今年観た映画の中で、一番心に響いた映画でした。
まだ観てないという方、ぜひチェックしてみてください。
『シティ・オブ・ゴッド』もね☆


今日は久しぶりにまじめな映画レビューですね(笑)。
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