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宮崎あおい主演、1968年に実際に起こった「三億円事件」をモチーフにした映画。
中原みすずの小説『初恋』を読んでから、映画化を心待ちにしてました。

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『初恋』
監督・脚本:塙幸成
原作:中原みすず
出演:宮崎あおい、小出恵介、宮崎将、小嶺麗奈、青木崇高、柄本佑、松浦祐也、藤村俊二ほか


たとえば、好きな人と同じ空間にいるだけで、ほのかな幸せを感じるとか、
彼がいつも読んでいる本を図書館で見つけてほほえんだりとか、
「意外にグラマーだな」と言われて、思わずひっぱたいてしまうのだけど、なんとなく嬉しかったりとか。


学校でも友達をつくらず、居候している親戚の家にも居場所が見つからなかった少女が、唯一心を開くことができた人。
それが、彼でした。
だから、彼女は実行犯になった。おそらく、世間が騒いでいる「三億円事件」の。
そして、それが今も彼女の心に傷を残している・・・。


予告は「三億円事件」がメインテーマのようなイメージでつくられていますが、
実際はタイトルどおり、初恋の話です。

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孤独な少女が初めて仲間を見つけ、そのうちの1人にほのかな恋心を抱き・・・。
そして、好きな人のために、犯罪に加担する。
「私のことを必要だと言ってれる人ははじめてだから」と。
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その選択によって、ふたりは永遠に会えなくなってしまいます。
皮肉なものです・・・。


犯罪を起こしたのも、お金のためではなく「世の中を変えたい」という思いから。
学園紛争が激化し、若者が熱い論争を繰り広げた時代。
国際反戦デーにも多数の学生や市民が参加したデモが激化するなど、世の中の空気が熱くうねりを上げていたころ。
そんな時代だからこそ、「目的はお金ではない」という犯人側の設定が素直に納得できます。


全編において、宮崎あおいの魅力が満載です。
キラキラとしたオーラを振りまいていて、惹きつけられました。
ファンになりそうです(笑)。


男性よりも、女性のほうがストーリーに共感できると思います。
さらにいえば、何も知らずに見るよりは、ある程度60年代後半がどんな時代だったのか知っておくと、もっと深く理解できるのではないかと。
(私はもともとこの時代にメチャメチャ興味があって、かなり詳しいので・・・w)


ラスト、暗転したスクリーンに浮かび上がった文章。
それを読んで、涙がどっと溢れました。
こらえきれなかった・・・。

hatsukoi_1.jpg

初恋って、切ないような甘酸っぱいような思い出だったりしますよね。
このストーリーの主人公みすずにとっては、痛みを伴うものになってしまっているけれど。
ちなみに、私の初恋は苦しくて楽しいものでした(笑)。
その辺の話はまた今度(*^-^)ノ

あ、60年代ファッションがかわいかったです。
そこもぜひチェックしてくださいね☆
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Comment


はじめまして
私も先月始まったばかりのときに、みました。
原作もいいですよ。
すらすら読めちゃうので。
あおいチャンは、かわいいね。。。。いい魅力でてましたよ。
>styleviewさん
はじめまして(^-^)ノ

私も映画の前に原作読みましたよ~★
けっこう良かったです。
なんというか、過去を振り返っているのに生々しさがある感じで。

ほんとに女子高生が犯人だったらおもしろいのにね。

トラバさせていただきました。
特にたいしたネタではありませんが。
しかし、もし女子高生だったらという仮説は
すごいですね。
これ本当かもしれませんよ。っていううわさですけど。本当はね。
知ってる人はしってるんですよね。きっと。
これが、権力社会なんだよね。。。こわいこわ。
権力に向かうってのは、非常に危険なことなんですよ。。。。
そんな大金、みつかんないってのが、おかしな話だとおもいませんか?
もうとっくにみつかってしまってる。しかし、どこかでおさえつけられたと考えるほうが普通だと思いながら俺は映画みてましたよ。
>styleviewさん
トラバありがとうございます(*^-^*)

わたしも『初恋』の内容、ある程度リアリティあるよな~、と思いながら観てました。

3億円も強奪されてて1枚も見つからないなんて、あるわけないですよね。
使ってないにしろ、誰の目にも触れないなんて・・・。
(犯人が後生大事にどこかに秘蔵しつづけてるなら別ですが)

もし、国家権力でもみ消されたのだったら、この映画の内容ってけっこうリアルですよね。。。

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