上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
だいぶ更新サボってしまいました(-_-;)
ここ最近、またまた忙しくて死ぬかと思いました。

なんて言いながら、ようやく映画館行ってきました!

第15回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカラシップ作品です。
-----

mizunohana_main.jpg

『水の花』
監督・脚本:木下雄介
出演:寺島咲、小野ひまわり、田中哲司、黒沢あすか ほか
公式HP:http://www.pia.co.jp/pff/mizunohana/

中学生の美奈子は、父親と二人暮らしをしている。
美奈子がまだ幼かったころ、母は浮気相手の子供を妊娠し、父と美奈子を捨てて出て行ってしまったのだ。
そんなトラウマを抱えつつ、美奈子と父はギクシャクしながらも平穏な毎日を取り戻しつつある。


ところがある日、学校で幼馴染の良太から、
「おまえのお母さんを町で見かけた」
と知らされる。


浮気相手と再婚した母だが、そこでも夫婦関係がうまくいかず、離婚していたのだ。
そして、知人のつてを頼りにまた美奈子の住む町へ戻ってきたのだった。


良太の情報をたよりに母の居場所を探りあてた美奈子が目にしたものは、
懐かしい母の姿と、初めて目にする妹・優が連れ立って歩いている姿だった。
美奈子の心に母への憎悪と母を独占する妹への嫉妬が膨らんでいく。


そんなある日、学校帰りに偶然優を見かける。
まだ幼い優だが、夜の町をひとりで歩き、ゲームセンターで時間つぶしをしている。
離婚後、母は生活費をかせぐために水商売をはじめ、優は毎日ひとりで夜を過ごしていたのだ。


気になった美奈子は、優に声をかける。
警戒心もなく、寂しさからか、見ず知らずの美奈子に心を許す優。
母とケンカをした優は、「家に帰りたくない」とつぶやく。
そんな優を誘い、美奈子は思い出の地である祖父の家へ向かうのだが・・・。



というストーリー。
母への憎悪、優への嫉妬を募らせる美奈子の内面の変化を、
台詞に頼らず、映像で描ききった、というところがこの作品のすごいところです。


たとえば、祖父の家近くの海で。
はじめて海を見てはしゃぐ優の背後に、美奈子がそっと近づきます。

波止場のへりにしゃがみこみ、熱心に水面を見つめる優。
息を殺してその背中を押そうとする美奈子。
でも、結局は行動に移さず、美奈子はそっとその場を離れるのです。
mizunohana_2.jpg


ここに、美奈子の心に渦巻く暗い感情が覗き見えます。


口数が少なく、おとなしい印象の美奈子。でも、心は激しく揺れ動いています。
美奈子が抱える心の痛みや再生に向かって行く様子が静かに丁寧に描かれていました。


優と別れた後の、海沿いの道をひとりで歩く美奈子が見せた表情に、
思春期の少女の強さが感じられます。


この作品は、美奈子の視点で描かれているのだけど、
美奈子以上に傷ついているのは、実は大人たちなのかもしれない。


二度までも家庭がうまくいかず、心に傷を抱えた母親。
母を許せずにいる美奈子に何もいえない父親。
自分の弱さが子供たちを傷つけていることがわかっていながら、生き方を変えることができないのだから・・・。


この映画、ハリウッド映画だとかいわゆるハヤリもの大作的な邦画を観慣れている人にはツライかもしれない。


でも、こういう作品こそ「映画であってもらいたい」「映画館で観てもらいたい」と思う。
「いま美奈子はどう感じたのだろう?」「いま、優は何を考えているのだろう?」
スクリーンを観ながら、何度も自分の心に問いかけてみる。
垂れ流しの情報に身を任せるだけではなくて、たまにはこういう映画に触れてみるのも、
いつもと違った自分を発見できて面白いものですね。


余談ですが、母親役の黒沢あすかは『六月の蛇』で主演していた女優さんですよね。
すっかり雰囲気が違ったので最初気づきませんでした(*^-^)ゞ
さすが、女優・・・。


ランキングに参加してます☆

↑↑↑
映画館へ行こう!
スポンサーサイト

Comment

キサントフィルでダイエットに失敗?!
キサントフィルとはカロテノイド(カロチノイド)のうち、化学構造に水酸基をもつ化合物を総称してキサントフィル類と呼びます http://secretive.crosstudio.net/
食品ガイド
食品の検索サイト。日清食品、ハウス食品、食品サンプル、食品衛生法、ダイエット食品など食品に関する各種情報をお届けしています。 http://jalap3.stuartmembery.com/

Post Comment


 
管理者にだけ表示を許可する

 

Trackback

Trackback URL
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。