『七人のマッハ!!!!!!!』

監督・脚本:パンナー・リットグライ
製作:グラッチャヤー・ピンゲーオ、スカンヤー・ウォンサターバット
主演:ダン・チューポン
2004年/タイ/95分
公式サイト:
http://c.gyao.jp/movie/7mach/見てきました、『七人のマッハ!!!!!!!』。
前回の
『マッハ ! 』
を見たときはかなり衝撃的でしたが、今回はすでにアクションにたいする免疫ができてたせいか、落ち着いて楽しめました(笑)。
『マッハ!』の製作チームが新作つくったらしいというウワサを聞いたのは、けっこう前だったと思うので、日本に来るまでにかなり時間かかったということでしょうか・・・。
主人公のデューは国家特殊部隊に所属する刑事。部隊の隊長リーダムロンとともに東南アジア最大の麻薬王ヤン将軍を逮捕するための囮捜査に任命され、ドラッグ・ディーラーになりすまして組織との接触に成功する。
ところが、逮捕寸前にヤン将軍に正体を見破られてしまう。
壮絶な大追跡の末、デューはヤン将軍の逮捕に成功するが、リーダムロンはこの逮捕劇で命を落としてしまった。
リーダムロンの死を目の当たりにしてしまったデューは、刑事として生きる目標を失い、失意の日々を過ごしていた。
そんなデューの姿を見た妹のニュイは、彼を励まそうと、スポーツ・チャンピオンの一団と向かうことになっている、タイ北部の村ファトンへの慰問旅行に同行するように持ちかける(ニュイはタイ・テコンドーの金メダリストという設定)。
そんなわけで、デューとニュイはナショナル・スポーツ協会のグループと一緒にファトン村への慰問に出発。
慰安旅行のメンバーには、伝説のサッカー選手トゥック、器械体操のチャンピオンであるモーとトゥクタ、ラグビー選手ナイト、セパタクローのスター選手ジョーといったタイが誇るトップアスリートが勢揃い。彼らの訪問を心から歓迎する村人たちの姿に、デューの心も次第に癒されていく。
ところが!!
突然、反乱軍のリーダー、ローファイが率いる武装ゲリラ部隊の襲撃が始まる。
無抵抗な村人たちを無差別に虐殺し、この模様をタイ政府に向けて放送。
そして、「24時間以内にヤン将軍を釈放しなければ、村人全員を虐殺する」という犯行声明を発表した。
さらに、密かに保有していた核ミサイルをタイの首都バンコクに向け発射するようプログラムする。
武器を持たないアスリートたちは、なすすべもなく村民とともにとらえられてしまっていた。
そして、デューもまた、彼らの手に落ちてしまう。
だが、核ミサイルの存在を知ったデューは、「この国を助けられるのは今ここにいる俺たちだけだ!」と正義感を燃えたぎらせる。
その意見に賛同したアスリートたちを伴い、反撃の狼煙をあげるのだが・・・。
果たしてデューたちは村を救えるのか?
核ミサイルの発射を防ぐことはできるか?
・・・というストーリー。
『マッハ!』が“失われた仏像を奪還する”という、非常にシンプルなストーリーだったのに対し、『七人のマッハ!!!!!!!』はもっと複雑で、伏線も色々はられています。
が、あまり説明的ではないので、後になって「あれはそういうことだったのか!」と徐々にわかる感じでした。
ストーリーは相変わらずあまり面白くありません。でも、ノー・ワイヤー、ノー・CG、ノー・スタントは健在です!
7人も強いメンバーがいて、それぞれが得意分野を生かした戦い方をするのが見ていて面白いです。
例えば、サッカー選手がボールや木の実を蹴って敵の顔に命中させて倒したり、体操選手が鉄棒の容量で大車輪とかをしながら敵の脳天に足を振り下ろしたり。
個人的には『マッハ!』の方が好き。
単にダン・チューポンよりもトニー・ジャーの方がタイプってこともあるけど(笑)、
アクションの見どころを視点を変えて繰り返したりとか、ああいう映像的な面白さは今回の『七人のマッハ!!!!!!!』にはなかったので。
でもまあ、タイでは確かに話題になっただろうなあ、というようなキャスティング。
要するに、登場するアスリートたちはみんな本物のメダリストやスター選手なんです。
ただ、日本人で「タイのメダリストを全部知ってる」というような人は少ないでしょうし、そういう意味ではタイの人たちが見るようには楽しめない映画かもしれないですね。
なんだかんだ言いましたが、アクションのすごさ(というか面白さ?)は国境を越えます。
あまりのすごさに途中から笑いが止まりませんでした・・・。
来年GWにはトニー・ジャー主演の
『トム・ヤン・クン』が公開されるらしいので、そっちも今から楽しみです♪