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小川洋子のベストセラー小説、
『博士の愛した数式』の映画化が決定したと聞き、さっそく読んでみました。

純文学はあまり読まないのでチェックし忘れてたんですが、第1回本屋大賞をとった作品ということで、50万部も売れているらしいです。

事故にあってから、80分しか記憶がもたなくなった天才数学博士と、家政婦と、その息子(10歳)が織りなす物語です。

普通の人の脳みそがデータリミットのないビデオテープだとすると、博士の脳みそは80分ぶんしか容量がありません。
どんどん上書きされていくから、80分以上前に起こった出来事は、たとえどんなに印象的なエピソードでも覚えていられないのです。

で、それを忘れないために、いつも着ている背広のジャケットの一番目立つ部分に「僕の記憶は80分しかもたない」というメモをクリップでとめています。
他にも、忘れたくない情報は全部メモに書いてジャケットにクリップでとめていて、動くたびにメモがこすれてかさこそ音を立てます。

そんな博士のもとに派遣されてやってきた家政婦が、博士との思い出をつづる形式で物語が展開していきます。

80分しか記憶が持たない博士は、毎朝現れる家政婦を初対面の人として迎え入れます。
そして、必ず同じような会話が繰り返されます。

「君の靴のサイズはいくつかね?」
「・・・24です」
「ほお、実に潔い数字だ。4の階乗だ」

靴のサイズではなくて、誕生日だったり、電話番号だったりもしますが、博士はとにかく数字に関する情報を聞きたがります。
何を喋ったらいいのかわからないときや、頭が混乱してしまったのを落ち着けたいとき、言葉のかわりに数字を持ち出す。それが、博士が編み出した他人とのコミュニケーションのとり方だったのです。

数字や数式に関する様々なエピソードが小説の中にたくさん登場して、とてもおもしろいです。

恋愛のような激しい感情ではなく、父親に対するような慕情を博士に感じる家政婦の気持ちがうまく描かれていました。
家政婦とその息子が博士を喜ばせようと色々な作戦を練ったりするエピソードに心があたたまります。

映画化にあたっては、博士役に寺尾聰、家政婦役に深津絵里、そして家政婦の10歳の息子役に斉藤隆成を迎えたそうです。

斉藤隆成くんといえば、2005年1月から3月までに放送されたフジTV系ドラマ『みんな昔は子どもだった』でメインの子役をやっていました。
このドラマ、けっこう好きだったんですよ。ハートフルな感じで。
『博士の愛した数式』での演技、楽しみにしたいと思います。

<映画『博士の愛した数式』公式ホームページ>
http://hakase-movie.com/
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Comment


初めまして。
試験中の学生っす笑
おもしろそうな小説ですね・・・
見かけたら見てみまっす☆彡
ではでは

sakeoさん☆

はじめましてー。
コメントありがとうございます♪

試験がんばってくださーい!

はじめまして、博士の愛した数式に引き寄せられてやってきました。

俺もこの小説大好きです。
俺の車と親の車のナンバープレートを双子の素数(6197、6199)にする位、はまりました(^^;)。

自分のブログでも書こうと思ってたんだけど、この記事読むだけで満足しちゃいました♪

>nurukanさん

はじめまして。ご訪問&コメントありがとうございます(^ー^)

ナンバープレートが双子の素数なんて、ステキですね!
この小説、登場する人がみんなとってもいい人で、なんだかほっとしますよね。
私もこの小説を読んだら、また数学にちょっと興味がわいてきました。

また遊びにきてくださいねー。
ありがとうございました!

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