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ドラマはベタなストーリーのものが多いようですが、ここ最近の韓国映画はとてもスタイリッシュ。役者も実力派ぞろいで、作品のレベルが高いです。

というわけで、見てきました、『美しき野獣』
yajyuu001.jpg

監督:キム・ソンス
出演:クォン・サンウ、ユ・ジテ、オム・ジウォン、ソン・ビョンホほか
韓国映画/125分


ソウル中部署捜査課に所属するチャン・ドヨン刑事は、男気あふれるまっすぐな性格。犯人逮捕のためには手段を選ばず、時には暴力的手段で解決しようとする過激な性格の持ち主だが、家族には不器用ながらも深い愛情を傾けている。

一方、ソウル中央地検の検事オ・ジヌは、エリート検事として犯罪者からも一目置かれる存在。

捜査方法も性格もまるで正反対の2人は、それぞれの事件を追ううちにソウルで出会う。しかし2つの事件は交差し、予測もつかない方向へ大きく動き出していく・・・。

というストーリー。


予告編やテレビCMではクォン・サンウ主演ということで、彼ひとりにスポットライトがあたってますが、実際に見てみると、検事オ・ジヌを演じるユ・ジテに目が奪われます。

ユ・ジテという名前、どこかで聞いたな、って方はけっこう韓国映画チェックしてる方なんじゃないでしょうか。

カンヌでグランプリ受賞した『オールド・ボーイ』で、主人公に対して長い時間をかけて復讐を果たす青年を演じてたのがユ・ジテなんです。
韓国映画界きっての大物チェ・ミンシクに一歩も引かない凄みのある演技、あれはすごかった!
映画『オールド・ボーイ』の成功は、あのキャスティングあってこそだと思います。



さて、『美しき野獣』ですが・・・。
たぶん、ドラマでクォン・サンウのファンになった、って方が見たらちょっとションボリしちゃいますね。
ワイルドさを引き出そうとしたのか、わりと薄汚れた感じになっちゃってますから(笑)。


私自身はクォン・サンウのファンではないので外見的なところはどうでもいいんですが、主演のクォン・サンウがユ・ジテの圧倒的な存在感に喰われちゃってたので、その辺はどうかなあ、と・・・。

私としては、悪役の描き方がいいと思いました。
一緒に伸し上がってきた仲間だって、自分の邪魔になりそうな奴は殺してしまう、極悪非道なヤクザでも、家族に対しては本当に愛情を持って接している。
父親の顔と、ヤクザの顔。どちらも描かれていて実に人間味があります。
ハリウッド映画みたいに、「悪役は悪役!」っていうのじゃないところが、アジア映画らしいですね。


刑事と検事が捜査を通じて心を通い合わせていくのですが、それがラストシーンにつながっています。
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エンドロールは立たずに、最後まで見てください。
クレジットが流れている背景に、うっすらと浮かび上がる顔・・・。
この映画の最後を飾るにふさわしい表情だったと思います。


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