上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
本当に、大好きな映画です。
はじめて観たのはたしか高校生のころ。
そっけないんだけど、優しい。そんな登場人物たちが紡ぎ出すストーリーに心惹かれて何度も何度も繰り返し観ました。

smoke.jpg

『SMOKE』
監督:ウェイン・ワン
脚本:ポール・オースター
出演:ハーヴェイ・カイテル、ウィリアム・ハート、ストッカード・チャニング、ハロルド・ベリノーほか


ニューヨークの下町、ブルックリンのタバコ屋を舞台にした群像劇。

14年間毎日同じ時間に同じ場所で写真を撮り続けるタバコ屋の店主・オーギー。
最愛の妻を事故で亡くし、それが理由でスランプに陥った作家のポール。
18年前にオーギーを裏切って、別の男と結婚した恋人・ルビー。
強盗が落とした大金を拾ったために命を狙われている黒人少年ラシード。
4人の人生が絡み合いながら展開していきます。


みんな言葉が悪くてぶっきらぼう。
実はすごく相手のことを心配していたり、思いやっていたりするんだけど、照れくさくて素直に言葉にすることができなくて・・・。
そんな彼らの会話を聞いていると、なんだか微笑ましくて、そして時々せつなくなります。
哲学的な話なんかもしていて、これがけっこう本気で聞き入ってしまうような良い話なんですよね。思わず会話に参加したくなっちゃうくらい(笑)。


ストーリーは、4人それぞれの人生を描いた短編で構成されています。
物語の中心にいるのは、舞台となるタバコ屋の店主、オーギー。
ハーヴェイ・カイテルが演じてるのですが、これが渋くてすごいいい味出してるんです。
この映画を観たら、大抵の人はハーヴェイのファンになるんじゃないでしょうか・・・。
本当に、かっこいいです。


どのエピソードも好きですが、一番好きなのはやっぱりラスト。
オーギーがポールに話して聞かせた、クリスマスストーリーです。
毎朝街を撮るのに使っているカメラの出自についてのエピソード。
この部分だけ何度も繰り返して観てしまうほど好き。

TOM WAITSの「Innocent When Your Dream」という曲をバックに、オーギーが話して聞かせたエピソードがセリフなしのモノクロ映像が流れるラストは、本当に素晴らしいと思います。


サントラも持っているのですが、この曲が流れるたびに映画のラストシーンを思い出してあったかい気持ちになります。


いつ観ても「いい映画だなあ・・・」と思わせてくれる映画ですが、大切な人とクリスマスに観ると、本当に幸せな気持ちになれます。
だいぶ先になりますけど(笑)、もし覚えていたらクリスマスにぜひ観てみてください(^ー^)


タバコや煙などの小道具の使い方もいいです。
クリエイター系の方に『SMOKE』のファンが多いのは、映像的な面からみても面白いからかもしれません。
短編小説を読んでいるような気持ちで観られる映画なので、本が好きな方にもおすすめです。



ちなみに、この映画のサントラをAmazonで探してみたら、扱ってないみたいでした。
が、TOM WAITSの「Innocent When Your Dream」を聞いてみたい方は『Franks Wild Years』というアルバムにも収録されてるようです。
Amazonで視聴できるようなので、興味ある方はクリックして飛んでみてください。
スポンサーサイト

Comment

Post Comment


 
管理者にだけ表示を許可する

 

Trackback

Trackback URL
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。